AI倫理憲章
x3d株式会社は、人間中心のAI(Human-Centered AI)の理念のもと、安全で信頼できるAI活用を実践するための行動原則をここに定め、公開します。
制定にあたって
当社は「AIを浸透させ組織の力に変える」を掲げ、AI研修・AI人材育成、AIエージェント開発、AIを活用した業務改善を通じて、企業のAI活用を支援しています。AIを社会に広める立場にある企業だからこそ、私たち自身が誰よりも正しく、安全にAIを使う責任があると考えています。
当社では、セキュアな利用環境を検証・整備したうえで社内AIを導入し、社員へのAI倫理教育に努め、正しく安全なAI利用環境のもとで日々の業務を行っています。本憲章は、その根底にある考え方を、お客様と社会に向けて公開するものです。
本憲章は、総務省・経済産業省「AI事業者ガイドライン」をはじめとする国内外の指針を参照して策定しており、AIを取り巻く技術・制度の変化に応じて継続的に見直します。
8つの行動原則
当社のすべての役員・社員は、AIの利用にあたって以下の原則に従います。
人間中心のAI活用
AIは人間に取って代わるものではなく、人間の能力を拡張するパートナーであると考えます。AIの利用にあたっては、常に人間の尊厳と自律性を尊重し、最終的な判断と責任は人間が担います。
安全性の確保
AIツール・AIモデルは、データの取り扱いやセキュリティを事前に検証したうえで導入します。AIの出力は人による確認・検証を経て利用し、誤情報や不適切な内容がそのまま社外に提供されることを防ぎます。
公平性の尊重
AIの出力に含まれ得るバイアス(偏り)に留意し、特定の個人や集団に対する不当な差別・不利益につながる利用を行いません。
プライバシーの保護
個人情報保護法および当社プライバシーポリシーに基づき、AIの利用においても個人情報・プライバシー情報を適切に取り扱います。AIサービスへの個人情報の入力は、社内ルールに基づき厳格に管理します。
セキュリティの確保
お客様からお預かりした情報や当社の機密情報をAIで取り扱う際は、入力データが学習に利用されるか否かなどの条件を確認し、セキュアな利用環境を整えたうえで業務に用います。
透明性と説明責任
AIを利用して作成した成果物についても、その内容に対する説明責任は当社が負います。お客様との取引において必要な場合には、AIの利用状況について誠実に開示・説明します。
AI倫理教育とリテラシーの向上
全社員に対してAI倫理・AIリテラシーの教育を継続的に実施し、一人ひとりが正しく安全にAIを活用できる状態を維持します。AI研修を提供する企業として、まず自らが実践します。
法令遵守と継続的改善
AIに関する国内外の法令・ガイドラインの動向を注視し、遵守します。技術と社会の変化に応じて、本憲章および社内規程を継続的に見直し、改善します。
原則を日々の業務に落とし込む取り組み
本憲章を掲げるだけでなく、社内の仕組みとして運用しています。
- 01
利用環境の事前検証
新しいAIツール・AIモデルを業務に導入する際は、データの取り扱い(入力情報が学習に利用されるか等)とセキュリティを検証し、承認されたもののみを業務で利用します。
- 02
社内AI利用ガイドラインの運用
機密情報・個人情報の入力ルール、利用してよい用途の区分、人による確認プロセスなどを社内ガイドラインとして定め、日々の業務で運用しています。
- 03
全社員へのAI倫理教育
AI研修・AI人材育成を事業とする企業として、社外に提供している教育プログラムの知見を自社にも適用し、全社員へのAI倫理・AIリテラシー教育に継続的に取り組んでいます。
- 04
見直しとインシデント対応
AI利用に関する相談・報告の窓口を設け、問題の兆候を早期に把握します。運用状況とAIを取り巻く環境の変化を踏まえ、ルールと利用環境を定期的に見直します。
参照する法令・ガイドライン
本憲章は、以下の国内外の法令・指針を参照して策定しています。
サービス提供においても同じ原則を貫きます
AI研修・講演、AIエージェント・システム開発、AIコンサルティングなど、当社が提供するすべてのサービスにおいて、本憲章の原則を適用します。お客様の情報をAIで取り扱う際も、社内と同じ基準で安全性とセキュリティを確保します。
また、AI導入を進めるお客様に対しては、AI利用規程・ガイドラインの策定やAIリテラシー教育など、AIガバナンス体制づくりそのものもご支援しています。本憲章に基づく当社自身の実践を、お客様のAI活用の安心につなげてまいります。
- 制定日
- 2026年7月31日
- 制定者
- x3d株式会社 代表取締役 武石幸之助
